Intervals.icuでeFTPとTTEを確認する方法です。
Intervals.icu関連の記事はこちらにまとめてあります
eFTPはIntervals.icuがパワーカーブ(各時間のベストパワー)から推定したFTPのことで、FTPテストをしなくても今の実力の目安が分かります。TTEはそのeFTPを何分維持できるかの推定値です。eFTPは「最近の全力走のデータ」から計算されるため、追い込んだ走行が少ない時期は実力より低めに出ます。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| eFTP | 推定FTP。有酸素で維持できるパワーの上限の目安 |
| TTE | eFTPを維持できる時間(Time To Exhaustion) |
| FTP | 一般には約1時間維持できるパワー。テストで測る |
eFTP、TTEとは
eFTPは有酸素能力の限界値、TTEはそれを維持できる時間を定義したものだそうです。
「FTPに等しいパワー(有酸素能力の限界値)を維持できる最大持続時間の測定値」
FTPはそもそも1時間維持できるパワーという定義だったような・・?
近年はFTPは有酸素能力の限界値ではあるけれど人によって持続できるパワーが異なる事が分かってきたためその有酸素能力の限界値を維持できる時間を定義したのがTTE(Time To Exhaustion)だそうです。
そしておそらくintervals.icuでは有酸素能力の限界値をeFTPと定義しているらしいです(mFTPと定義しているものもある)
eFTPとTTEの確認方法

↑メニューのPowerを開きます。

↑下にスクロールすると時間毎のパワー一覧があります。
ここの「TTE」の欄にある数字をタップします。

↑TTEとeFTPが確認できます。
この場合は269WがeFTPでそれを維持できる時間(TTE)が20分という事になります。
42daysやAll timeなど時期によってeFTPとTTEが異なります。
現状のeFTPとTTEを確認するなら42daysを確認するのが良いでしょう。
eFTPとFTP(FTPテスト)の違い
eFTPはふだんの走行データから自動で推定される値、FTPはテストで測る値です。どちらが正しいというより、eFTPは日々の目安、FTPテストは定期的な確認と使い分けると便利です。
| 項目 | eFTP | FTPテスト |
|---|---|---|
| 測り方 | 過去42日などの走行データから自動推定 | 20分テストやランプテストで全力走 |
| 手間 | なし(走るだけ) | テストの日を作る必要あり |
| ずれ | 全力走が少ないと低めに出る | その日の調子に左右される |
20分テストなら20分平均パワーの約95%、ランプテストなら最高1分パワーの約75%がFTPの目安です。手元の数値からFTPやパワーウェイトレシオを計算したいときはFTP計算ツールが使えます。
eFTPが低く出る・高く出る理由
低く出るのは、直近にFTP付近や全力で走った区間が少ないときです。ゾーン2中心の時期や、オフシーズン明けはeFTPが下がって見えますが、実力が落ちたとは限りません。
高く出るのは、短時間の全力(数分のスプリントやVO2maxインターバル)が多く、それを長い時間に当てはめて推定しているときです。この場合はTTEが短めに出ることが多いので、eFTPとTTEをセットで見ると実態に近づきます。
パワーメーターやスマートトレーナーの誤差でもeFTPは変わります。複数の機材を使っている方はスマトレ・パワーメーターの誤差も参考にしてください。
eFTPとTTEを上げるには
eFTPを上げるにはSST(FTPの88〜94%)やFTP付近のインターバル、TTEを延ばすにはFTP付近で走る時間を少しずつ長くしていく練習が定番です。実際にやってみた練習はTTEを延ばす練やFTP向上にSSTが役立つかにまとめています。
eFTP・TTEのよくある質問
Q. eFTPをそのままFTPに設定していい?
直近42日にFTP付近や全力の走行があるなら、トレーニングゾーンの設定に使ってほぼ問題ありません。全力走が少ない時期は低めに出るので、テストやレースのあとの値を使うのがおすすめです。
Q. 1回のライドごとのeFTPは見られる?
見られます。ライドごとのeFTPの見方はIntervals.icuで「ライドのeFTP」をチェックで紹介しています。
Q. GarminやStravaの推定FTPとは違う?
どれも走行データからFTPを推定する仕組みですが、計算方法が違うので数値は少しずつずれます。GarminのFTP自動算出やStravaの推定FTPの推移も比べてみてください。
Intervals.icuの基本的な使い方はIntervals.icuの使い方にまとめています。

