トレーニングに励む熱心なサイクリストはほとんどの人がシーズンオフからシーズンインにかけてしっかり乗り込んで練習しています。
そしてどんどんシーズンに向けて調子も上がっていきます。
しかし「気温が上がってくる春や夏頃に不調に陥る」という事を経験した事がありませんか?
自分も経験したことがあり2020年の年の昨年12月あたりからZwiftでの室内ローラーをメインに5月末までひたすら乗り込み量や強度を上げていくという事をしていました。
調子はどんどん上がり3月頃にはFTPを更新し4月〜5月初旬には絶好調となっていましたが5月の中旬〜下旬あたりで急にパワーが出なくなり不調に陥いってしまいました。
不調に陥った原因は年末から5月末までの6ヶ月間ほとんど休息せずにどんどん練習ボリュームや強度を上げていった事により長期間の疲労が蓄積して不調になったようです。
このような症状をミッドサマースランプ(The Mid-Summer Slump)と呼ぶそうでTwitterで教えてもらいました。
参考 The Mid-Summer SlumpSaris何ヶ月もハードなトレーニングを続けていくという事は誰しもできないとよ。という事らしいですね。
その後、練習ボリュームと強度を抑えていたら2ヶ月後の7月くらいにやっと復調しました。
ミッドサマースランプに陥らないようにする方法は具体的には記載がありませんでしたが一般的には3週間や4週間に1週は練習量や強度を抑えた回復週を設けて疲労を抜いたほうがいいと言われていますね。
この記事を書いている2021年は年末からトレーニングを開始したのは同じですがボリュームや強度は極端に上げすぎずにたまに下げたりもしながら適度に疲労を回復しつつボリュームと強度を上げていきました。
そして調子も上がってきた3月末からは低強度のトレーニングを増やし疲労が蓄積しないように気をつけました。
低強度トレーニングを増やすだけだと心肺機能は弱くなってしまうので15分全力走や高強度インターバルなど高い強度の練習を行いミッドサマースランプにならないように気をつけています。
4月末の現在は、低強度のトレーニング OR 高強度という感じでトレーニングをしていますが長期間の疲労が蓄積している感じは少なく調子も上がってきていますが去年不調になった5月末がまだ来ていないので油断はできません。
6月の富士ヒルに合わせてやっているので富士ヒルが終わったら少し休息を入れてまた秋あたりのレースに向けて調整していこうかなと思っています。
冬から練習を熱心にやっていても春や夏頃にはいつも不調になってしまう。
という方は参考にしてみてください!