ロードバイクのタイヤの交換時期はいつ?⑤つの目安と自分でできるカンタン点検&整備

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ロードバイクを買ってしばらく経つけどタイヤがなんだか古くなってきたような・・。そろそろ交換の時期?いつが良いのかわからないけど、どうすればいいの?

本記事ではロードバイクのタイヤ交換のタイミングのお悩みについてお答えします。

ロードバイクにはタイヤ交換がつきものです。
しかし、車やオートバイと異なり、ロードバイクには車検がありません。
そのため、タイヤを含め消耗部品を交換するタイミングは自分で判断する必要があります。

「サイクリング中にタイヤが滑るようになった。」
「ロードバイクのタイヤの溝が消えかかっている。」

メンテナンスにかける時間がなくて、気づいたら乗りっぱなし。
上記のような経験をした方も多いのではないでしょうか。

ロードバイクのタイヤ交換時期はいつがいいのかを、判断する目安をそれぞれ解説していきます。

1.スリップサインを目安にしよう

まずは、ロードバイクのタイヤ表面にあるスリップサインをチェックしてみましょう。

スリップサインとは、タイヤの接地面にある小さな丸穴や、接地面の下層にある着色されたゴムの層のことを指します。

小さな穴がスリップサインとして使われている場合、穴の周囲のタイヤゴムが摩耗によって削れていきます。タイヤが摩耗して穴の境界が消えていくことで、タイヤの摩耗具合を知らせてくれるのが特徴です。

着色されたゴム層がスリップサインとして使われている場合、タイヤの接地面が削れると着色されたゴム層が露出するようになります。
色は赤系の色であることが多く、ひと目でわかりやすいのが特徴。

ただし、タイヤの種類やメーカーによっては、タイヤにスリップサインが設定されていないこともあります。

タイヤにスリップサインが見当たらない場合は、接地面にある溝の消耗具合、走行距離や使用期間など、他の要素をチェックするとよいでしょう。

2.距離を目安にしよう

ロードバイク用タイヤの走行可能な距離は、3,000km〜5,000kmが目安。

タイヤの種類やメーカーによって走行可能な距離は変動します。走行距離が増えるごとに、タイヤのゴムが必ずすり減っていくことは共通事項です。

また、新品購入時からロードバイクに取り付けられていることが多いクリンチャータイヤの場合、タイヤ内のチューブも消耗部品のひとつ。自転車用チューブは5000kmでの交換が目安です。

注意点として、タイヤのパンク修理でチューブを補修するとチューブの耐久性が落ちてしまうということ。5000kmに満たずにパンクの頻度が上がってしまう可能性があることは注意が必要です。

クリンチャータイヤを交換する際は、タイヤと一緒にチューブ交換が必要かどうかも確認するとよいでしょう。
チューブの種類が分からない場合は▼こちらの記事も参考にしてみてください。
ロードバイクのチューブってどう選べばいいの?選び方とおすすめチューブ4選

ロードバイクには自動車やオートバイのように距離計が搭載されておらず、正確な走行距離を測ることができません。

走行距離を記録できるサイクルコンピュータやスマートフォンのアプリを用意して、走行距離を記録しておくと、タイヤ交換を検討する距離が明確になるでしょう。
サイクルコンピューターを持っていない方は▼こちらの記事も参考にしてみてください。
ロードバイクにおすすめのサイコン。迷ったらコレを買っとけ!

また、ロードバイクの走行距離が増えるとタイヤの形状にも変化が現れることもポイント。

新品時のタイヤは正面から見ると丸い形状をしています。走行距離が増えるとタイヤの中心部分が偏摩耗していくので、タイヤが台形状に変形していきます。

タイヤが台形状になると、カーブを曲がるときに滑りやすくなり、転倒の危険性が増加します。

走行距離の数字だけで判断するのではなく、タイヤの外観の変化を目視でチェックすることでロードバイクの快適性や事故防止に繋がります。

3.期間を目安にしよう

ロードバイク用タイヤの使用可能な期間は1〜2年程度です。
期間が1〜2年となる理由は、タイヤのゴムの性質によるもの。

タイヤをはじめ、さまざまな工業製品の部品に使われているゴムですが、実はデリケートな部分があります。

空気中のオゾンに反応をおこす、紫外線の影響を受ける、雨の水分に触れるといった影響を受けることで、ゴムが劣化していくのです。
輪ゴムに裂け目が入ってしまっていたり、突然切れてしまったりするのもゴムの劣化が原因です。

タイヤゴムも、輪ゴム等と同様に経年によって自然劣化していくのが特徴です。
時間が経過することによってゴムの弾力が失われ、タイヤの硬化やヒビ割れが発生します。その結果、タイヤのパンクやスリップなどのトラブルに繋がってしまうことに注意してください。

屋外でロードバイクを保管していると、タイヤは自然環境の影響をじかに受けることになります。
タイヤゴムの劣化スピードが早まり、メーカーに設定された使用可能期間よりも短くなる点は要注意です。

走行距離の短さや、タイヤの外観の状態にかかわらず、使用から2年近く経過したタイヤは交換時期が来たと考えてもよいでしょう。

4.ヒビや亀裂などの状態を目安にしよう

ロードバイクのタイヤは乗車しているだけで、タイヤに小さなヒビや亀裂などのキズがついてしまいます。

タイヤは複数のゴムや繊維の層が重なって構成されています。タイヤの小さなヒビ割れは、タイヤ表面の層が乗車や自然劣化によって発生するものです。

ヒビ割れは、乗車によってどうしてもタイヤに発生してしまうもの。

タイヤの表面に小さなヒビ割れが見られるようになったからといって、すぐにタイヤ交換する必要はありません。

早急のタイヤ交換が要求される亀裂の大きさの目安は1cm大です。1円硬貨の半分ほど大きさを目安とするとよいでしょう。

タイヤの側面(サイドウォール)はキズがわかりやすい部分です。側面は、接地面に比べるとゴム層が薄いので、特にヒビが入りやすくなっています。

タイヤの側面にヒビ割れが起こりやすい理由は、ロードバイクに乗る人の重さでタイヤがつぶれ、タイヤが横に伸びてしまうから。
走行することでも、タイヤの中の空気が抜けていってまうので、タイヤが横に伸びやすくなります。
横への伸び縮みを繰り返すことで、タイヤの側面に少しずつヒビが入ってしまうのです。

タイヤの接地面の場合、ロードバイクで走行して段差にぶつかると、衝撃でタイヤの接地面に亀裂が発生してしまうことがあります。

また、ガラス片やクギなどの突起物がタイヤに突きささって、亀裂が生じることもしばしば。

タイヤの亀裂から白い繊維が飛び出していたり、縫い目のほつれ糸が飛び出ていると、亀裂がタイヤ深層部まで及んでいる可能性があります。
この場合、事故や車体の損傷を避けるためにも早急なタイヤの交換が必要です。

タイヤの交換時期が判断できるカンタンな点検と整備

サイクリング中や、出先でタイヤ交換が必要となるトラブルは避けたいですよね。
タイヤ交換時期を事前に判断できる簡単な作業が2つあります。

1つ目が、タイヤの拭き掃除。
2つ目が、タイヤの空気圧のチェックです。

2つとも難しい作業や特殊な工具は必要ありません。
5分ほどで簡単に行うことが出来ます。

タイヤの拭き掃除とは、ぞうきんや着古したTシャツなどで、走行後のタイヤの汚れを拭くだけです。

タイヤについた水分を拭き取ることで、ゴム劣化を抑えることが可能です。
またタイヤを見ながら拭き掃除をするので、タイヤの異常や摩耗具合を見つけやすいのがメリットです。

ロードバイクのタイヤ空気圧を適正にすると、タイヤがきちんと路面に食いついている感覚がわかります。タイヤの空気圧チェックは適宜行うことをオススメします。

タイヤに違和感があるロードバイクは、空気を入れるだけで改善できることがあります。

万が一、タイヤに目立つ外傷がないのにも関わらず、空気を入れてもタイヤが膨らまない、すぐに空気が抜けるといった症状が起こっていると、タイヤかチューブにトラブルがある可能性があります。

適正空気圧の値はタイヤの側面に表記されていることが多いです。わからなければ販売店やメーカーHPでチェックするとOKです。

まとめ

ロードバイクのタイヤ交換時期のタイミングを知るための指標として、

  1. スリップサイン
  2. 距離
  3. 期間
  4. ヒビや亀裂

の4つのチェック項目を紹介しました。

また、タイヤの拭き掃除と空気圧チェックを行うことで、出先でのタイヤトラブルを避けることができます。

ロードバイクのタイヤ交換で注意したいのは、タイヤの種類や性能などの内部要因だけではありません。乗車する人の体重や路面状況などの外部要因によっても、タイヤを交換する時期の目安は変化するということです。

また、タイヤのゴムは使用の有無に関わらず、自然劣化する性質を持っています。

距離や期間などのデータと、タイヤの現状の両者をチェックして、早めのタイヤ交換が大切です。

今回の記事で紹介した内容をもとに、タイヤ交換時期を判断する材料にしてみてださい。

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