ロードバイクの空気入れの頻度は?空気入れのタイミングと適正な空気圧を解説! | アフログ

ロードバイクの空気入れの頻度は?空気入れのタイミングと適正な空気圧を解説!

パンクを防止したり、走り心地を快適にしたりする上でロードバイクの空気圧管理はとても大切です。

しかし、「空気入れの頻度はどれぐらいですればいいの?」「空気を入れるタイミングは?」など、初心者に方にとっては分からないことが多いかもしれません。

そこで今回はロードバイクの空気入れの頻度について解説していきます。

適切な空気圧や空気入れのタイミングについても詳しく見ていきましょう。

1.ロードバイクの空気入れは「乗る直前」に行うのがベスト

結論から言うと、ロードバイクの空気入れは「乗る直前」に行うのがベストです。

やはり乗る直前に最適な空気圧に調整すれば、ベストな走り心地が得られますし、乗る前にタイヤ周りに目を配ることで異常がないかのチェックすることもできます。

ロードバイクのタイヤは1日経つだけでも空気が抜けていくので、タイミングを考えてもやはり乗る直前がベストです。

ただ、通勤や通学でロードバイクに乗る場合、毎朝空気を入れるのは難しいかもしれません。

その場合には、毎晩空気圧をチェックしたり、2〜3日に1度ぐらいのペースで空気を入れるといった頻度を意識してみてください。

ちなみにロードバイク用の空気入れのおすすめを以下の記事で詳しく書いていますのでこちらも参考にしてみてください!

【2023年】ロードバイクの空気入れおすすめ14選をタイプ別に紹介するよ!

2.ロードバイクの方がタイヤの空気圧にシビア

ママチャリやマウンテンバイク、クロスバイクと比較してもロードバイクはタイヤの空気圧にシビアな自転車です。

タイヤの空気圧管理にシビアな理由としては以下の3点が挙げられます。

  1. タイヤが細いとパンクしやすい
  2. タイヤが細いと入る空気の量が少ない
  3. ロードバイクタイヤの空気圧は高い

では、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

①タイヤが細いとパンクしやすい

ロードバイクのタイヤはその他の自転車と比較しても細めのものを使っているため、空気圧が適切に管理されていないとパンクの原因になってしまいます。

ママチャリやマウンテンバイクのような太いタイヤを使っていれば、クッション性も高いですし、空気圧がアバウトでもパンクのリスクは低くなります。

ロードバイクは少しでもタイヤの空気が抜けているとパンクのリスクが上がってしまうため、常に適切な空気圧で走らなければなりません。

②タイヤが細いと入る空気の量が少ない

ロードバイクのタイヤは細いので、タイヤの中に入る空気の量は少なくなります。

空気の量が少ないと言うことはクッション性が低いことになるため、段差などを乗り越えようとするとパンクしてしまう可能性があります。

また、空気の量が少ない分、時間の経過によって空気が抜けた場合の影響も大きくなってしまいます。

空気が抜ける影響が大きいとパンクのリスクも上がりやすくなるので注意してください。

③ロードバイクタイヤの空気圧は高い

ロードバイクのタイヤの空気圧は他の自転車と比較しても高く設定されています。

空気圧が高いと空気が抜けるペースも早くなってしまうため、空気を入れる頻度も高くなければなりません。

そのため、ロードバイクの場合は乗る直前に空気圧を最適に調整する必要がありますし、それができなくても2〜3日に1回程度は空気を入れなければなりません。

3.ロードバイクのタイヤ空気圧を適正に保つ理由

ロードバイクのタイヤの空気圧を適正に保つべき理由について解説していきます。

主な理由としては以下の3点です。

  1. 快適な走り心地が得られる
  2. パンク対策にもなる
  3. 走るコースやスタイルによって空気圧を調整する

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

①快適な走り心地が得られる

ロードバイクの走り心地はタイヤの空気圧によって左右されます。

タイヤにはそれぞれ適正な空気圧の範囲が設定されており、それに合わせて空気圧を調整することで、転がり抵抗の少ない快適な走り心地を得ることができます。

指定の空気圧よりも低い状態で走ると、クッション性はあるもののモッタリした走りになってしまいますし、逆に空気圧が高いとパンクのリスクを高めてしまいます。

ロングライドなどで長距離を走る場合にも、空気圧が適切に管理されているかによって、疲労度合いが異なってきます。

通勤や通学で毎日走る場合も、サイクリングで週末だけ走る場合でも気持ちよく走るために空気圧を最適に保ってみてください。

②パンク対策にもなる

ロードバイクのタイヤを適正に保つことで予期せぬパンクを防ぐことができます。

空気圧が低いとタイヤ内のチューブが必要以上に変形してしまい、ちょっとした段差や溝に引っかかることでパンクを招いてしまう可能性が高くなります。

逆にタイヤの空気圧が高すぎるとチューブがパンパンになってしまい、ちょっとした衝撃でパンクしてしまう可能性があります。

適正な空気圧はタイヤの表面に記載されてあるので、それに従って空気圧を管理してみてください。

③走るコースやスタイルによって空気圧を調整する

タイヤの適正な空気圧はある程度の幅によって決められており、タイヤによって最小空気圧(Min)と最大空気圧(Max)があります。

空気を入れるときは適正な空気圧の範囲内に調整することが重要なのですが、走るコースやサイクリングのスタイルによって、空気圧を調整するのもおすすめです。

例えば、タイヤの空気圧を低めに設定すれば、クッション性を高めることができるので長距離ライドの疲労を軽減することができるでしょう。

逆に、空気圧を高めに設定すれば転がり抵抗を抑えたスピーディーな走りを得ることができます。

ロングライドやレースといった乗る目的や自分の筋力や脚力、好みなどに合わせて、自分に合った空気圧を見つけてみてください。

ロードバイクの空気圧について以下の記事でも詳しく書いていますので参考にしてみてください!

ロードバイクのタイヤの空気圧は「MyMavic」アプリがおすすめ!【使い方も解説】ロードバイクタイヤの空気圧の見方【詳しく解説】【ロードバイク】タイヤの空気圧の適正ってどれくらい?【詳しく解説】

4.まとめ

ロードバイクの空気入れの頻度について解説していきました。

「週に1度ぐらいでいいかな」と思っている方も多いかもしれませんが、週1だとベストな空気圧で走れる回数がほとんどないので、やはり乗る直前に空気圧の管理をするのがいいでしょう。

乗る前に空気を入れる習慣をつければ、タイヤの表面に傷などがないかのチェックもできますし、異常が見つかった場合でもすぐに対応することができます。

タイヤの空気圧を調整することで自分に合った走りを手に入れることもできますし、パンク防止にもなるのでロードバイクに乗っている方は、ぜひ空気入れを習慣にしてみてください。

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