ロードバイク用のヘルメットって色々ありすぎて何が良いのか分からない・・。そもそもヘルメットって要るの?
【はじめに】ヘルメットは絶対着用しましょう。
ロードバイクを買ったら一番最初に。
というかロードバイクと一緒に買って欲しいアイテムの一つが『ヘルメット』です。
13歳未満の子供にはヘルメットの着用義務がありますがそれ以外の人は基本的にヘルメットの着用義務がないのでヘルメットを着用しないでいいの?というとそうでもなくヘルメットは絶対に被ることをおすすめします。
特にロードバイクはスピードが出やすい上に長時間乗る事が多くなるのでヘルメットは絶対着用しましょう。事故で頭を打つか打たないかで身体への影響が全然違ってきます。コケたり事故ったりして頭を打ったら重大な後遺症が残ったり下手したら死んじゃいますよ。
実はクルマと衝突事故を起こしたことがあってヘルメットを被っていたおかげで命拾いしたことがありました。ちなみにヘルメットのクッションは真っ二つでした・・(怖)
予算1万円!おすすめヘルメット
さっそくですが予算別におすすめのヘルメットを紹介していきます!ヘルメットの選び方についてもあとで解説していますのでそちらも参考にしてみてください!
OGK KABUTO VITT(オージーケー カブト ヴィット)
2020年モデルシールド付き
重量245g12,000円前後
- アイウェアとして機能する「AR-3シールド」が標準装備!
シールド付きヘルメットはこれからのスタンダードです! - 日本人の頭の形に合う設計で快適な被り心地。
- コンパクト設計で小さめのシルエットなのでオシャレなジャージにもフィットします。
- 虫の侵入防止を防ぐ『A.I.ネット』付き。
- 上下4段階の調節が可能で包み込むようなXF-8アジャスター採用。
- カラーリングが豊富で11色も展開されています(2020年6月時点)
OGK KABUTO REZZA-2(オージーケー カブト レッツァ2)
2020年モデルシールド装着可
重量215g9,000円前後
- なんと上位機種で人気の「シールド」を装着可能
※シールドとアタッチメントは別売り - 虫の侵入防止を防ぐ『A.I.ネット』付きでフィット感にも貢献。
- 上下4段階の調節が可能なXF-8アジャスターが付いていてフィッティングしやすいです。
- 取り外しが簡単なバイザーが付属しているのでマウンテンバイクなどロードバイク以外のジャンルでもマルチに使えます。
- 後部にリフレクターペイントが施してあり夜間の安全性も高め。
- またMサイズで215gとかなり軽量なのも魅力です
KASK RAPIDO(カスク ラピード)
重量220g9,000円前後
- 重量が220gと、この価格帯では軽量なヘルメット。
- デザインもポップで可愛い物が多くカラーリングも豊富です。
- 『IN-MOULDING TECHNOLOGY』という独自の衝撃吸収機構が備わっていて安全性も高め。
OGK KABUTO FIGO(オージーケー カブト フィーゴ)
低価格
重量260g5,000~7,000円前後
- かなり低価格であるにも関わらずJCF公認マーク付きとコスパとしては最強モデルです。
- JCF公認なのでレースにもちゃんと出れます。
- 虫の侵入防止を防ぐ『A.I.ネット』付きでフィット感にも貢献。
- 『クラニウムロック-8』というズレやブレを抑えるサポートシステム付き。
予算2万円!おすすめヘルメット
OGK KABUTO FLAIR(オージーケー カブト フレアー)
超軽量
重量170g20,000円前後
- Kabuto史上、最軽量の170g~!!とんでもないヘルメットを出してきました。驚異的な軽さです。
- 虫の侵入防止を防ぐ『A.I.ネット』付きでフィット感にも貢献。
- 上下3段階の調節が可能なアジャスターが付いていてフィッティングしやすいです。
- 万が一ヘルメットが破損した場合に新品を定価の半額で交換(再購入)できるというOGK KABUTOの『ヘルメット破損交換制度』の対象商品なのでハードに使う人にもおすすめです。
- 3年消臭が売りの瞬間消臭素材「MOFF」を使用。
- クールマックス®という素材で汗をすばやく蒸散し、快適性も高いです。
OGK KABUTO AERO-R1(オージーケー カブト エアロ-R1)
超軽量エアロシールド付き
重量195g20,000円前後
- なんと重量が195g~!とすごく軽くて被り心地も良いです。
- 空力特性を追求したエアロヘルメットでもともとオートバイのヘルメットで培った技術を使っているそうです。
- 標準でシールドが付いているのでサングラスを持ってない人やサングラスを付けたくない人にもおすすめです。
- 万が一ヘルメットが破損した場合に新品を定価の半額で交換(再購入)できるというOGK KABUTOの『ヘルメット破損交換制度』の対象商品なのでハードに使う人にもおすすめです。
- 3年消臭が売りの瞬間消臭素材「MOFF」を使用。
LAZER Z1(レーザー Z1)
超軽量プロも愛用
重量190g17,000円前後
- 日本や海外のプロも使用するフラッグシップモデル
- 重量が190g~とこの超軽量!
- アドバンスドロールシステムという仕組みで頭の形にジャストフィットするそうです。
- 衝撃を受けやすいこめかみ部分のシェルを突出(T-proデザイン)
- 31個もの通気孔で蒸れにくく快適性が抜群
- シャープなデザインで「きのこ」な見た目になりにくい
LIMAR ULTRALIGHT+(リマール ウルトラライト+)
超軽量プロも愛用セーフティライト付属防虫ネット抗菌パッド
重量175g20,000円前後
- Mサイズで重量175g!の世界最軽量クラス
- ASTANA PRO TEAMのレプリカカラーもありカッコイイ
- 防虫ネット、抗菌パッド、セーフティライトが付属
- ダイヤルでサイズ調整、後頭部のベルトが角度調整が可能
- 22個も通気孔があるので通気性もGood
BELL FOMULA LED MIPS(ベル フォーミュラ LED ミップス)
MIPSLEDライト装着可
重量283g15,000円前後
- なんとヘルメットの後部に20ルーメンのリアLEDライトが装着可能で標準で付属しています。視認性UPによりより安全性が高まります。
- しかもリアLEDライトはUSBで充電するタイプなので電池を交換する手間がなく経済的です。(充電用のUSBケーブルも付属)
- ミドルグレードなので1万円以内のヘルメットよりもデザイン性や質感が高いですね。
- MIPS『Multidirectional Impact Protection System(多方向衝撃保護システム)』という回転性の衝撃を緩和して脳障害リスクを軽減するための仕組みが搭載されています。
- 他にも調整用のダイヤルが回しやすかったりノーツイストトリグライドストラップというフラットデザインのストラップで邪魔になりにくくフィッティングがしやすい工夫が施されています。
rh+ Z-Alpha(アールエイチ ゼットアルファ)
エアロ通気性の調整可
重量276g20,000円前後
- エアロダイナミクスとベンチレーションにこだわっており、最高水準のエアロダイナミクスとベンチレーションが備えられています。
- ミドルグレードの中でも価格帯が高価な分、見た目や質感がかなり上質で高級感があります。
- MIPS『Multidirectional Impact Protection System(多方向衝撃保護システム)』という回転性の衝撃を緩和して脳障害リスクを軽減するための仕組みが搭載されています。
- Power FIT EVOという軽量かつ優れたダイヤルアジャスターが採用されていてフィット感は抜群です。
- インナーパッドの素材が汗をはじく「3Dオープンセル」構造という構造で快適性も高め。
- 反射材が付いていて夜間走行時でも安全性が高め。
- 持ち運びに便利な収納バッグ付き
予算3~4万円!おすすめヘルメット
OGK KABUTO IZANAGI(オージーケーカブト イザナギ)
2020年モデル空冷フィット感軽量
重量210g30,000円前後
OGK KABUTOのフラッグシップモデル!最高の空冷効率&至極のフィーリングで上級者がレースで頂点に立つためのヘルメット!
- 「フローティング構造」という頭部全体からヘルメットを浮かせる構造で空冷(エアフロー)と均一な締め付けによるフィット感の2つの要素を最大限に引き出すデザイン。
- 「レインフォースメント・ブリッジ」という特殊な補強でハイレベルな剛性を確保しつつ大量のエア導入を実現。
- 高温多湿な日本の夏を考慮したデザインで冷却効果が抜群!
- 「KBF-2」アジャスター採用で細かく均一な締め付けが可能。
- ヘッドレスト部の幅を2段階で調整可能なので個人差が出やすい後頭部の形状に合わせて調整も可能。
- 頭頂部から後頭部のアジャスターアームはなんと上下8段階!
- とにかく「空冷」と「フィット感」にこだわっているヘルメット!
- そしてデザインも高級感のあるメタリックのグラデーションやマットカラーが用意されていてとてもカッコイイです!
BELL XR SPHERICAL(XRスフェリカル)
エアロ空冷2層シェルMIPS
重量274g28,000円前後
- BELLロードフラッグシップモデルであるゼファーのコアデザインを踏襲
- エアロダイナミクスとベンチレーションにこだわっており、最高水準のエアロダイナミクスとベンチレーションが備えられています。
- ミドルグレードの中でも価格帯が高価な分、見た目や質感がかなり上質で高級感があります。
- MIPS『Multidirectional Impact Protection System(多方向衝撃保護システム)』という回転性の衝撃を緩和して脳障害リスクを軽減するための仕組みが搭載されています。
- しかもBELL XR SPHERICAL(XRスフェリカル) には「インテグレーテッドMIPS」というMIPSとフィッティングシステムを統合した全く新しい技術が搭載されていて安全性とフィッティング性のレベルが高いです。
- 異なる2層のシェルで構成された「プログレッシブレイヤリング」という衝撃を受けた際に内側の層が速やかに変形してダメージを最小限に抑える仕組みが付いています。
- とにかくハイグレードのフラッグシップモデルならではの機能満載で満足度はかなり高いと思います。
MET TRENTA 3K CARBON(メット トレンタ 3K カーボン)
カーボン骨格軽量空冷エアロ
重量215g38,000円前後
- 骨格にカーボンを使用していてカーボンの弾性を衝撃吸収に利用することで215gという軽量化と強度を兼ね備えています。
- 通気性と空力性能のバランスがハイレベルで世界最高峰のレースでも活躍するハイエンドモデル。
- 通気性を高めるため19個ものベンチレーションホールや頭頂部のNACA VENTという空気を勢いよく流れ込ませる通気口、後部はの大きな排気口から空気を逃がすという通気性について様々なテクノロジーが投入されています。
- 空力の追求もしっかり行っていて風洞実験を繰り返し45km/h走行時に従来型のヘルメットにくらべて7%もの空気抵抗低減に成功しているそうです
- 3Kカーボンが露出する部分に特殊なクリアカラーで塗装されていて見る角度によってエメラルドグリーンに見えるというフラッグシップモデルならではの演出が施されています。(ブラックイリディセントカラー)
POC Octal(ポック オクタル)
デザイン性超軽量通気性
重量195g38,000円前後
- スウェーデンブランドのPOCは北欧らしい絶妙なバランスの洗練されたデザインのヘルメットです。
- カラーリングもアーバンなものからポップなものまで豊富。
- なんとMサイズで195gとトップクラスの最軽量。
- 通気孔が大きく取られていて通気性も抜群で非常にエア抜けが良い。
- 安全性もバッチリで太いフレームなので強度が非常に高いです。
- アジャスタも必要最低限のシンプルで小さく、無駄を削ぎ落とした究極のミニマムデザインなヘルメットです。
- 『オシャレに安全に快適に速く』が実現できますね。
初心者におすすめのヘルメットは?
初心者の方はOGK KABUTO「FIGO」「REZZA-2」「VITT」、KASK「RAPIDO」あたりの低価格帯のモデルで十分でしょう。
中級者以上におすすめのヘルメットは?
中級者以上になるとロングライドやレースに出たりすることも多くなるので快適性や空力性能・安全性能もアップさせると全然違いますよ。
OGK KABUTO FLAIRの軽量モデルやBELL ZEPHYR MIPSなどMIPS搭載のモデルがおすすめです。
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そもそもヘルメットってどういう所に気をつけて選んだらいいの?【ヘルメットの選び方のポイントを解説!】
安全が一番!「JCF公認」か「JCF推奨」マークの付いたヘルメットを選びましょう。
JCF(日本自転車競技連盟)という日本の自転車競技会を統括する財団法人がヘルメットの安全基準や品質をクリアした「JCF公認かJCF推奨マーク」が付いているヘルメットにしましょう。
自転車のレースでは「JCF公認」のヘルメットじゃないと出場できないレースがあるので要注意です。
このマークが付いているヘルメットは「JCF公認」
レースに出るならこちらのヘルメットにしておきましょう。
このマークが付いているヘルメットは「JCF推奨」
レースに出なくても最低限このマークが付いているものを選びましょう。
ヘルメットは頭の形に合っているかが重要。それに加えて自分の好きなデザインのものを!
ヘルメットを選ぶ時はどうしても『デザイン』にばかり目がいってしまうけど重要なポイントがあって『頭の形に合っているか』が非常に重要です。
ヘルメットは色々あるけどそれぞれ微妙に形やフィット感が違うので店舗へ行って実際に被ったほうがいいです。
自分の頭の形や大きさに合っていないヘルメットだとちゃんとフィットしないので気になってしょうがない上に頭も痛くなってきたりしますのでデザインだけで選ばないようにしましょう。
頭の形とサイズがきちんと合っているもので一番好みのヘルメットにするのが良いと思います。
耐用年数は約3年と言われています。
ヘルメットは一度買ったらずっと使えるというものではなく、頭を守るクッションが紫外線などで経年劣化していき、本来の衝撃吸収力が落ちて安全性能が下っていきますので3年ぐらい使用したら買い替えましょう。
また、コケたり落としたりしてヘルメットに強い衝撃があるとそのクッションが割れたりします。割れてしまうと全く衝撃を吸収できなくなってしまうのでそうなった時はすぐに買い替えましょう。
価格の差で違いがあるの?
価格によって違いはもちろんあります。
ハイグレードモデルは見た目や重量といった分かりやすい違い以外にも下記のように色々な工夫・機能が搭載されています。
これが価格差の大きな理由です。
- サイズやデザインのバリエーションが豊富
- 軽く通気性が良い
- 高価なインナーパッドを使っているので衝撃吸収性が高い
- アジャスターや調整ダイヤルの機能性高いので頭や顔の形にフィットさせやすい
- 虫などの防ぐA.Iネットという装備が付いている
- サングラスの代わりになるシールドが付属している
- MIPS『Multidirectional Impact Protection System(多方向衝撃保護システム)』という回転性の衝撃を緩和して脳障害リスクを軽減するための仕組みを搭載している