ロードバイクのサドルでお尻が痛くないやつはコレ!【サドル交換で快適にロードバイクを楽しもう】 | アフログ

ロードバイクのサドルでお尻が痛くないやつはコレ!【サドル交換で快適にロードバイクを楽しもう】

ロードバイクに乗る上で数多くの人が経験するのが「お尻の痛み」です。やはり最初のうちはロードバイク特有の細いサドルになれないかもしれません。お尻の痛みが原因で乗らなくなってしまったという人もいるでしょう。

しかし、ちょっとしたことでお尻の痛みを緩和することができます。サドル交換もその方法の1つです。

ただ、サドルってどんな種類があるの?自分に合うサドルはどんなもの?と悩むかも知れません。今回はロードバイクのお尻の痛みを解消するサドルの選び方を解説していきます。

ロードバイクのお尻の痛みを解消する3つの方法

ロードバイクのお尻の痛みを解消する方法には主に3つあります。「ポジション調整」「ライディングフォームの改善」に関してはお金を使わなくてもできますね。

「サドル交換」に関しては、新しいサドルを購入する必要があるので、やるべき順番としては「ポジション調整」と「ライティングフォームの改善」を先に試してみましょう。

サドル交換の前に試してみてほしい事は以下の記事を参考にしてみてください

ロードバイクのサドルが痛い理由はサドルじゃない!?理由は◯◯◯だから!ロードバイクのサドル調整でサイクリングをもっと快適にしよう

それでは1つずつ詳しくみていきましょう。

①ポジション調整

ポジション調整はロードバイクのサドルやハンドルなどを微調整し、乗り手に合ったポジションにすることです。サドルの「高さ」「前後」「角度」、ハンドルの「距離」「高さ」「角度」をそれぞれ調整し、快適に乗れるポジションを見つけ出していきます。

買ったばかりのロードバイクは初心者向けのポジションに設定されていることが多いので、慣れてきたときにやってみるといいでしょう。自分でもできますがおすすめはショップに行ってプロのスタッフにやってもらうことです。

②ライディングフォームの改善

ライディングフォームによってもお尻への負荷を軽減できます。ロードバイク乗車時には、主に「上半身-ハンドル」「脚-ペダル」「お尻-サドル」の3つに体重がかかっています。
お尻への負荷を軽減するにはこの3つに体重を分散させるのが重要です。初心者だと特にお尻に体重が必要以上にかかっている傾向にあります。しっかりとハンドルとペダルにも体重をかける意識をして、「サドルに座る」のではなく「サドルにお尻を置く」ぐらいのイメージで乗ってみましょう。

③サドル交換

お尻の痛みの原因としてサドルが合っていないというのは大いに考えられます。サドルにもさまざまなタイプがあり、相性は人それぞれ異なります。サドルを交換することによってフィーリングが劇的に変わります。
ロードバイクを購入したお店に相談して自分に合うサドルを見つけてみましょう。

痛くないサドルの選び方は

サドルを交換すると言っても、一体どんなサドルを選べばいいかわかりませんよね。ここでは、サドルを選ぶ上でポイントとなる部分やどのような人にどんなサドルが合うかなどについて解説していきます。

①パッドの厚さ


サドルのクッション性を左右するのがパッドの厚さです。硬すぎるサドルを使用しているとどうしてもお尻への負担が大きくなってしまいます。初心者の方でお尻が痛いという人は柔らかいサドルを選んでみるといいでしょう。

ただし、柔らかければいいという話ではなく、体格によっても合う合わないがでてきます。体重が重い人が柔らかいサドルを使用してしまうとペダリングのたびにお尻が上下してしまい逆に痛みが生じてしまいます。

パッドの厚みについては、体重の軽い人は柔らかいものを、体重の重い人は硬めのサドルがおすすめです。

②サドルの広さ


サドルの横幅についても広い・狭いで特性が異なってきます。お尻に接する座面の部分なので体格に合うサイズを選んだ方がいいでしょう。サドルの広さに関する適性は骨盤の大きさによって決まります。骨盤の広い人は幅の広いサドルを、骨盤の狭い人は細めのサドルが合います。

③穴あきなどの形状


ロードバイクのサドルには中央部に穴が空いているものがあります。これは尿道の部分への圧迫を軽減して痛みを緩和する効果があります。その他にもサドルの反りや丸みなどさまざまな形状があります。
体の柔軟性や使ってみたときのフィーリングなどで選んでみましょう。

痛くないおすすめのサドル4選


ここでは人気の高いサドルメーカーを紹介していきます。メーカーによってサドルの特性が分かれるので合う合わないは人によりますが、サドル選びをする上でよく目にするめーかーでもあるので覚えておきましょう。

①SELLE


「SELLE」は立体的な造形と曲線的なデザイン、そして中央部に穴の空いたサドルが驚異的なフィット感を生み出します。坐骨をパットに据えて座るという従来の考え方を覆し、お尻を面でフィットさせるので長時間乗車しても負荷がかかりにくい構造になっています。

②SERFAS


コスパ重視で痛くないサドルを探しているなら「SERFAS」がおすすめです。スムーズなペダリングを可能にするスリムなデザインと快適性を両立させた設計で、中央部分の溝によってライダーの痛みを軽減してくれます。

③SPECIALIZED


アメリカの自転車メーカー「スペシャライズド」でラインナップされているサドルです。特に「パワーアーク」というモデルが高い人気を誇っており、独自のフィッティング構造と安定感が魅力で、サドルと一体になったかのような感触が得られます。

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g27118-1533/

④Fizik


サドルメーカーの中でも人気の高いイタリアの「フィジーク」。職人の手作業によって生み出される高品質なサドルはプロのレーサーにも愛用されています。快適性の高さとレースでも使用できる軽量性が魅力。スタイリッシュでかっこいいデザインも人気となっています。

最終的には乗り手との相性


さまざまなサドルメーカーがあり、サドルの特徴についても分類が可能になっていますが、最終的な決め手としては乗り手との相性に左右されます。完全に違和感を取り除くのは難しいのである程度妥協も必要かも知れません。

お尻の痛みは慣れや上達によって解消される側面もあります。

自分に合うサドルが見つかるまで買い続けるのはお金もかかりますし、走りながらサドルに合わせていくというのも重要です。

レーサーパンツを変えてみるのも効果的


お尻の痛みを緩和するためにレーサーパンツを変えてみるというのもおすすめです。よりパッドがしっかりしたものを使えばお尻への負荷も軽減できるでしょう。

初心者の方でぴっちりしたレーサーパンツを履いて走るのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、お尻が痛くなるよりはマシだと思います。

まとめ


ロードバイクに乗る上でお尻の痛みは乗り越えなければならない問題です。

慣れてくるまで我慢するというのもアリですが、ポジションやフォームを改善することで解決できる問題でもあります。

それでも痛みが続くようであれば自分に合うサドルに交換してみてください。

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