ロードバイクでロングライドにおすすめホイール7選!【選び方のポイントも解説】 | アフログ

ロードバイクでロングライドにおすすめホイール7選!【選び方のポイントも解説】

ロングライドにおすすめのホイール7選

ロングライドでおすすめのホイールを5つご紹介します。
走る状況に合わせて参考にしてみてくださいね。

Shimano(シマノ)WH-RS500 / WH-RS770

リムブレーキディスクブレーキクリンチャーチューブレス

リムブレーキ(WH-RS500)
ディスクブレーキ用(WH-RS770)

SHIMANOのアルテグラグレードのホイールで名作ホイールのWH-6800の後継モデルです。軽量ながらも耐久性のある総合的な品質の高さが魅力で各パーツ性能の精度の高さがSHIMANOらしさを感じさせます。突出した部分はありませんが、品質の高さや信頼性において実績を持つメーカーでもありますし、どんなライダーにもフィットするバランス性能の高さが魅力です。

リム カーボンラミネートアルミクリンチャー
リムハイト リムブレーキ:F24mm/R24mm
ディスクブレーキ:F28mm/R28mm
リム幅 リムブレーキ:15mmナローリム
ディスクブレーキ:23mmワイドリム
重量 リムブレーキ:1,649g(F705g、R944g)
ディスクブレーキ:1,637g(F733g、R904g)
定価 10万円(ペア/税抜) 
実売価格 6万~8万円(ペア/税抜)

Shimano(シマノ)WH-R9100-C24-CL

リムブレーキのみクリンチャーのみ

リムブレーキのみ

シマノが誇るDura-Aceからのホイールです。
リムは低めで軽量化されており漕ぎ出しが非常に軽いので日本でよくみられる坂道や信号の多いロングライドに適したホイールと言えます。加えて振動吸収性も高く、脚への負担の軽減や体力の消耗を防ぎます。ロングライド以外にもヒルクライムでも効果を発揮するホイールですので『1つだけ守備範囲の広いホイールが欲しい』という方におすすめです。クリンチャータイヤの装着もできパンクした時なども安心でシマノ製ですのでメンテナンスの面でも安心です。

リム カーボンラミネートアルミクリンチャー
リムハイト F21m/R24m
リム幅 15mm(ナローリム)
重量 1453g(F618g、R835g)
定価 14万5064円(ペア/税抜) 
実売価格 9万~11万円(ペア/税抜)

Campagnolo(カンパニョーロ)ZONDA(ゾンダ) C17

リムブレーキ・ディスクブレーキクリンチャーのみ

リムブレーキ用
ディスクブレーキ用

コストパフォーマンスに優れ、様々な場面で活躍するホイールです。

軽量でハブがよく回転しスポークのテンションも高すぎないので疲れにくくロングライドに向いているホイールと言えるです。

カンパニョーロのホイールの特徴であるG3組みも採用され、カンパニョーロを体験してみたい方にもおすすめできます。

プロ選手も練習用のホイールとして利用しており、ロングライドにおける巡航性能・剛性・重量・振動吸収性のバランスも優れているホイールで買って失敗しない一品です。

リム アルミクリンチャー
リムハイト F25mm/R30mm
リム幅 17mm(ワイドリム)
重量 リムモデル:1596g(ペア)
ディスクモデル:1675g(ペア)
定価 リムモデル:6万9541円(ペア/税抜) 
ディスクモデル:7万2,000円前後(ペア/税抜)
実売価格 リムモデル:4万~6万円(ペア/税抜)
ディスクモデル:7万~7.5万円(ペア/税抜)
▼Wiigleは30~40%オフで最安値でした。
リムモデル
ディスク(ボルトスルー, 6 ボルト)
ディスク(QR, センターロック)
ディスク(QR, 6 ボルト)
Campagnolo ZONDA DB C17(6穴)
カンパニョーロ(campagnolo)

Campagnolo(カンパニョーロ)SHAMAL MILLE(シャマルミレ) C17

リムブレーキのみクリンチャーのみ

リムブレーキのみ

引き続きカンパニョーロのホイールで、先ほどのZonda C17のスペックを底上げしたようなホイールです。アルミ製ホイールの最高峰に位置するホイールです。

重量が軽いので信号などによるストップ・アンド・ゴーや登りで疲れにくいです。 また回転性能も高く漕ぎ出しからトップスピードへ楽に持っていくことができて巡航速度の維持もしやすいのでロングライドでの様々な状況の変化にも対応し、総合的に速く走れるホイールです。

リム面にプラズマ電解処理が施され安定したブレーキ制御力を誇ります。またブラックのリムで見た目がとてもかっこいのでロードバイクのドレスアップアイテムとしても使えます。

高い性能を持ちながらバランスのとれたホイールが欲しい方におすすめです。

リム アルミクリンチャー
リムハイト F24.6㎜/R27.6㎜
リム幅(外) 17mm(ワイドリム)
重量 1459g(ペア)
定価 13万990円(ペア/税抜) 
実売価格 10万円~13万円(ペア/税抜)
Wiggleが9万円台で最安値でした。
Campagnolo(カンパニョーロ) SHAMAL MILLE C17(シャマル ミレ)
カンパニョーロ(campagnolo)

MAVIC(マビック)Cosmic Pro Carbon(コスミックプロカーボン)

フランスのマビックが発売している歴史あるホイールです。
他のホイールと比較して重量はありますが、その重量とリムハイトで高速巡航に適しており、ロングライド後半で体力を温存できるホイールと言えます。

主に平坦なコースを走る方、風を切って走りたい方、ロードバイクに見た目を求める方にはおすすめのホイールです。

リム カーボンクリンチャー
リムハイト F45mm/R27.6㎜
リム幅(外) 17mm(ワイドリム)
重量 1690g(ペア)
定価 17万5000円(ペア/税抜) 
実売価格

MAVIC(マビック)KSYRIUM ELITE UST(キシリウム エリート)

リムブレーキディスクブレーキクリンチャーチューブレス

リムブレーキ用
ディスクブレーキ用

こちらも「マヴィック」のエンデュランスシリーズ「キシリウム 」の中位グレードモデルです。

ホイールとタイヤを1つのシステムと捉える「WTS(ホイールタイヤシステム)」という考えから極上の乗り心地を実現します。

重量はほどほどですが、その分全体のバランスを考え抜いたロングライド向けのホイールといえるでしょう。

リム アルミクリンチャー/チューブレス
リムハイト リムモデル:F22mm/R25mm
ディスクモデル:F22mm/R22mm
リム幅 リムモデル:内幅17mm
ディスクモデル:内幅19mm
重量 リムモデル:1,520g(ペア)
ディスクモデル:1,670g(ペア)
定価 リムモデル:9万5000円(ペア/税抜) 
ディスクモデル:10万円(ペア/税抜) 
実売価格 リムモデル:7万4,800円(ペア/税抜) 
ディスクモデル:7万5,000円(ペア/税抜) 
MAVIC(マビック) キシリウム エリート UST ディスク
MAVIC (マヴィック)

Campagnolo(カンパニョーロ)BORA ULTRA 50(ボーラウルトラ)

リムブレーキのみクリンチャーチューブラー

高性能のカーボンホイールといえばこのBORA ULTRAが代表的です。イタリアのホイールらしく、美しいデザインとG3組みが特徴的です。

ディープリムで高速巡航性に優れ、カーボンで軽量のため加速にも優れます。

値は張りますが、『ディープリムで高性能のホイールが欲しい』『ロングライドをとにかく速く走りたい』という方におすすめです。

リム カーボンクリンチャー
リムハイト F50mm/R50mm
リム幅(外) 17mm(ワイドリム)
重量 1485g(F655g、R830g)
定価 37万1850円(ペア/税抜) 
実売価格 25万円~30万円
Wiggleが最安値でした。

ロングライド向けのホイールを選ぶ時のポイント

ロングライド向けのホイールを選ぶ際には、いくつか確認していただきたい所があり、適切なホイールを選ぶことがロングライドを楽しむポイントです。

巡航性能が高いホイールにしよう

ロングライド向けのホイールとして求められる性能の一つに「巡航性能」があります。いかに楽に速度を保ちながら走行できるかが重要です。巡航性能が高いホイールほど、疲れにくくなおかつ目的地に到着できる時間も短くなります。

特にコースに平地が多く、信号のないコースでのロングライドではこの巡航性能の高さが活きてきます。

プロの方のロードバイクなど、リムハイトの高いかっこいいホイールをつけているのを見かけると思いますが、リムハイトの高いホイールはこの巡航性能を高める効果があります。

ナローリムやカーボン素材などの軽量ホイールであれば、踏み出しも軽く巡航性能の恩恵を受ける速度まで早く加速できます。

ですが、ある程度の重量のあるホイールにしておくと多少踏み出しのスムーズさが失われますが、一度速度に乗れば高速巡航を維持しやすいです。

巡航速度が33~35km/h以上を維持する場面が多いロングライドであれば、高いリムハイトを持つディープリムホイールの恩恵を受けられるでしょう。

一方で、リムハイトが高いと風に煽られたり、トラックやバスなどの大型車が追い抜いてきたときの風の影響を受けてしまいます。
そのため、風の強い日のロングライドや気楽なロングライドを楽しむ場合はリムハイトが低いホイールのほうが良いでしょう。

剛性は高すぎず低すぎないホイールにしよう

剛性の高さは、加速や踏んだときのレスポンスに影響を与えます。
剛性の高いホイールを選択すれば速く走ることが可能ですが、そのぶん脚力や体力の消耗も激しくなります。
一方で、剛性が低すぎるホイールは踏んだときの力がうまく伝わらず、無駄な体力を使用してしまいます。
ロングライド用のホイールを選ぶ際は剛性が高すぎず、低すぎないものを選ぶことが重要です。

慣れないうちは剛性の低いホイールでロングライドに挑戦したほうがいいでしょう。
『体力が余っている』『もっと速くロングライドしたい』という方は、走るスタイルに合わせて剛性の強いホイールを選択するといいですね。
巡航30km程度のロングライドであれば、ハイエンドもしくはミドルグレードのアルミホイールくらいの剛性感がいいでしょう。

軽すぎない重量が巡航速度を保ちやすい

ホイールの重量もロングライドに関係する要素です。
ロングライドでも坂の多いコースとなると、重たいホイールでは体力を消耗してしまいます。
一方でホイールが軽すぎても、巡航速度を保つのに体力を消耗してしまいます。
ホイールの重量も、使用する方の体力やスタイルに合わせてバランスのとれた重量のものを選択しましょう。
コースに坂や信号が多い場合は軽いホイールを、ひたすら平地を走るようなコースであればやや重めのホイールを採用するといいでしょう。

振動吸収性が高くて疲れにくいホイールにしよう

ロングライドででは長時間走行する分、路面からの振動による疲労が蓄積されます。
特にトラックが多く走る道や、古い道路では路面が綺麗に舗装されていない場合があり体力を消耗してしまいます。
ホイールに振動吸収性があれば、そのような道でも体力を温存しながら走ることが可能です。

振動吸収性の高いホイールの特徴はまず、スポークの本数が多いことです。
スポークが振動吸収の役割を果たすため、スポークが多いほうが脚への負担を軽減できます。
また、リムハイトの低いホイールのほうが振動吸収性が高いです。リムハイトが低いとその分スポークが長く、衝撃を受けた際にスポークが振動を吸収してくれます。
さらに、ホイールに装着するチューブレスタイヤも振動吸収性が高いため、チューブレスタイヤを装着できるホイールを選択するのもいいでしょう。
振動吸収性はタイヤの空気圧や種類によっても大きく変わりますので、タイヤとセットにしてホイールを選択するのも1つの手です。

パンクしても対応しやすいクリンチャータイプにしよう

ロングライドで遭遇しやすいトラブルが『パンク』です。
走行中にパンクしてしまったとき、すぐに修理ができるクリンチャータイヤを装着できるホイールを選択するのもいいでしょう。
クリンチャータイヤであればタイヤ内部のチューブを交換するだけで走り出すことができます。また、チューブのみの交換で済むため経済的なメリットもあります。

安心してロングライドを楽しみたい方はクリンチャータイヤを装着できるホイールを選択し、チューブと修理キットを持っていくのがいいでしょう。

まとめ

今回はロングライドにおすすめのホイールと、ホイールの選び方についてご紹介しました。
ロングライドはロードバイクに乗る時間が長い分、ホイールなどのパーツの効果を感じやすいです。
今回ご紹介したホイールの選び方を参考にして、ロングライドを楽しんでくださいね。

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