パワーウェイトレシオを上げるための選択肢 | アフログ

パワーウェイトレシオを上げるための選択肢

パワーウェイトレシオ(PWR)はパワーを体重で割った数字。

もちろん例外はたくさんあるけどPWRが高いほうが基本的には有利で、特にヒルクライムではPWRがかなりタイムに影響する。

なので、PWRが高いに越したことはない。

PWRを上げるには4通り

  1. 体重もパワーも上げる
  2. 体重はそのままでパワーを上げる
  3. 体重を減らしパワーを上げる
  4. パワーはそのままで体重を減らす

どの方法を取るのが良いのか正解はないかもしれないが、個人的にオススメなのは極端に絞らず、体脂肪もつけすぎずに一般的な標準体型よりも少し痩せているくらいの状態にしてから②の「体重はそのままでパワーを上げる」方法。

人によるかもしれないが自身の経験上では減量しながらパワーの向上はほとんど期待できない。

減量の期間や減量の量によってはパワーの絶対値が下がる事もあり、結果PWRが大して変わらず、下手したら下がるという事もあったり。

理由はハッキリ分からないけどおそらく減量しようとすると日々アンダーカロリーにしないといけないので栄養が不足してトレーニングの効率や超回復の促進が悪くなるんじゃないかと思っている。

減量しながらパワーが向上するのが理想的だけどそんな美味しい話はないということらしい。

でも減量せずに体重をキープすればパワーは上がりやすい。体重が変わらずパワーが上がればPWRも当然上がる。

人間は恒常性という常にバランスを取ろうとする機能があるので体重を維持するのは結構簡単。

体重の増減を考えずパワーを上げていく事だけ考えればいいので非常にシンプル。

パワーが上がれば必ず強くなっている。

というのは分かりやすくて良い。

増量によるモアパワーの場合はパワーは上がりやすいと思うが、パワーが上がっても体重も増えているためPWRは据え置きまたは下がるという事もあり強くなったのかどうかがいまいち分かりづらくシンプルではない。

ちなみに300W/60kgと250W/50kgだとPWRはどちらも5倍だが前者の方が後者よりも圧倒的に強いくヒルクライムでも前者のほうが理屈上速い。

PWRのみで比較していると罠にハマる。

パワーの絶対値を上げてPWRを上げるという発想が建設的で良い。