ロードバイクの初心者の速度ってどれくらい? | アフログ

ロードバイクの初心者の速度ってどれくらい?

ロードバイク買って半年。
まあまあ速く走れるようになってきた・・気がする!
ていうかロードバイク初心者の速度って一般的にどれくらいなの?

ロードバイクに乗っていると長距離を走ることができますし、風を感じながら走ることができるので、とても気持ちが良いです。 何より、スピードも出そうと思えば出すことができるので、普通の自転車よりも速度も速いです。

プロが乗れば時速60kmでも走ることができるロードバイクですが、初心者の場合は風や気温など条件は色々あり一概には言えませんが、大体『平均時速25kmほどで走るのが限界』と言われています。

初心者が速く走れない理由とは?

ツール・ド・フランスなどに出るようなプロ級の人たちは平均時速40kmや50km集団で走ればそれ以上でも走れてしまいますが、 初心者の方がロードバイクで走る速度は平均時速25km程度です。それも10分ほどしか走ることができないと言われています。なぜでしょうか?

ロードバイクに適した身体ができていない

ロードバイクで速度を出していけばいくほど空気抵抗が上がり速度を維持するための持久力や筋力が必要となりますがロードバイク初心者の多くは持久力、筋力どちらも付いていません。

たとえ他のスポーツをしている人でも最初はなかなか速く走れません。
『ロードバイクでしか使わない筋肉』というのがどうしてもあります。
これは実際にロードバイクに乗ることで付いてきます。
つまり『ロードバイクに適した身体ができていない』のです。

以下でトレーニングの方法をまとめていますのでこちらの記事も参考にしてみてください
【厳選】ロードバイクでおすすめ!5つのトレーニングメニューとは?メニュー例も公開

適したフォームができていない(できない)

ロードバイクで走ると空気抵抗が発生します。
この空気抵抗は時速25kmくらいから急激に強くなりそこから速度が上がるにつれ二次関数的にどんどん抵抗が増していきます。

初心者の多くはこの空気抵抗を軽減できるような『前傾姿勢のフォーム』が取れていません。
なぜかというと 前傾姿勢のフォームを取るには体幹などの筋肉が必要で、前述した『ロードバイクに適した身体ができていない』からです。

初心者は無意識のうちに空気抵抗を受けやすいフォームになってしまっているのです。

ペダリングができていない

ロードバイクで速度を出すにはペダルを回す必要がありますがペダリングの技術でかなり出せる速度が変わってきます。

初心者はペダルを回す技術、つまりペダリングができていない人がほとんどで無駄に力を使って走っています。

ペダリングがうまくなってくると無駄に力を使わずにペダルを回せるようになるため同じ力を使ってもペダリングが上手い人のほうが速く走れます。

ペダリングは10年以上ロードバイクを乗っている熟練者でも完全にマスターするのは難しいと言われているため一朝一夕で上手くなることはありませんが普段から意識して走っているだけでも少しずつ上手くなっていきますよ。

サイクルウェアを着ていない

ロードバイクに慣れてくるとほとんどの人はサイクルウェアを着て走るようになりますがサイクルウェアを着るだけで空気抵抗の軽減や動きやすさが格段に向上するためそれだけで少し速く走れるようになります。

Tシャツとチノパンといった普段着と専用のサイクルウェアでは全然動きやすさや空気抵抗が違うので是非試してみてください。

下記ではロードバイクのサイクルウェアの選び方やおすすめのウェアを紹介していますのでこちらも参考にしてみてください。
【ロードバイク】ウェアの選び方!【おすすめのウェアも紹介します♪】

機材の問題

初心者が速く走れない理由として機材の違いもあります。
初心者の方の多くはハイエンドモデルではなくエントリー~ミドルエンドモデルのロードバイクかと思います。

やはり上級者の多くが乗っている50万円以上するようなハイエンドモデルと比較すると機材の差が大きく出てきます。
特にホイールやタイヤなどを変えるだけでも平均時速がグッと上がったりしますので機材は重要です。

『上級者+ハイエンドモデル』 vs 『初心者+エントリーモデル』という感じで体力やテクニックの差に加えて機材の差もプラスされてしまう。という事です。

【ロードバイク】初心者におすすめのホイール12選【初めて替えるならコレ!】
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ロードバイクの初心者がスピードを上げるためには

初心者がロードバイクのスピードを上げるためのポイントについて紹介していきます。

効率の良いペダリングを意識して試行錯誤する

普段走っている時に効率の良いペダリングを常に意識することが大事です。

初心者のうちはペダルが真下の時に踏みつけていることが多いですがペダルが頂上から少しすぎたあたりから踏み込んで3時の位置あたりで力を抜くようにペダリングをするのが良いと思います。

またペダルを踏んでいないほうの足はペダルを踏んでいるほうの足を邪魔しないような感じで「力を抜いて」ペダルと一緒に足を上げるような感じで意識すると良いと思います。

『どういうペダリングだと楽に速く進むか?』を意識して走っている時に試行錯誤を繰り返していくとだんだんとペダリングがうまくなりますよ。

前傾姿勢でロードバイクを漕ぐようにする

ロードバイクで走るときの姿勢を意識することも大事になります。 基本的にロードバイクで走る姿勢は前傾姿勢になります。

前傾姿勢で走ることにより空気抵抗を少なくして抑えることができます。 この前傾姿勢で走るようにすることで空気抵抗が少なくなるので、速度を上げることができますが、前傾姿勢はしんどい姿勢なので、初心者であれば直ぐに疲れが出てしまうこともあります。

前傾姿勢で走っていて体がしんどく感じるようであれば、サドルポジションを上下してみること、ハンドルを上ハンドルではなく下ハンドルを持って運転してみるなどして、できる限り疲れが溜まりにくいようにしてみることも大事です。

自分の体をトレーニングする

ロードバイクで速度を上げるためには、体のトレーニングが大事になってきます。 トレーニングで意識することは持久力を鍛えることです。 持久力を上げるためには脚の筋肉と心肺機能のトレーニングが特に必要です。

持久力を鍛える方法にもいろいろありますが、坂道を登ることで脚の筋肉と心肺機能の強化を行うことができるので、登山やハイキングと言った長時間体力と足を使うトレーニングをおすすめします。 また、持久力を向上させるためにランニングも良い方法です。

ランニングで、30分間同じ速度で走るようにするようにすると安定した速度を維持しやすくなります。 1時間ほど同じペースで走ることが苦痛で無くなるなら、平均速度を上げても安定してロードバイクで走り続けることができます。

ロードバイク初心者でも速くなる!トレーニング方法教えます♪

ロードバイクの速度を上げるための期間とは

ロードバイクの速度を上げるための特訓をすることができますが、「どのくらいの期間で効果が出るの?」と思われる人もおられるはずです。 ロードバイクの速度の上がる期間について紹介します。

1ヶ月ではあまり効果がない

ロードバイクの速度を上げるために1ヶ月持久力などのトレーニングを行っても、効果が出る人は少ないです。 ロードバイクをやる以前にスポーツをしていた人であれば、1ヶ月でスピードを2、3km上げることも可能らしいですが、初心者では、1ヶ月では安定して速度を維持するのも難しいので、速度を上げることまでは厳しいと言えます。

3ヶ月継続すれば効果が出てくる

初心者がロードバイクの速度を上げるためには、短い期間では難しいです。 長期的に見て速度が上がるように特訓する必要があります。 ルートにもよりますが、平坦な道ではなくできるだけ坂道などの登りのある道を選んでトレーニングすると効果が出てきます。 最初、初心者がロードバイクで20kmほどのルートを平均速度25kmで走りつづけるのは、難しい場合がありますが、3ヶ月ほど続けると平均速度が3〜5km上昇するという結果を得ている人が比較的多いです。 ある人は最初平均時速18kmだったのに3ヶ月後には平均時速24kmになっているという報告があります。 そのため、初心者がロードバイクで速度を上げようと思えば、3ヶ月を目安にトレーニングをすることをおすすめします。

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まとめ

初心者のロードバイクの平均速度は約25kmほどになります。 平均速度を上げるためには持久力のトレーニングやペダリングの訓練などをして向上を図ることができますが、大体3ヶ月ほどのスパンで見ておく必要があります。 速度を上げるのはプロでも簡単では無いので、気長にトレーニングをして続けていくことが大事です。

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