ロードバイクでサイクリングを楽しむ際は荷物をできるだけ少なくして身軽な状態で走るのが基本です。たくさんの荷物を持って走ると体への負担になってしまいますし、疲労も溜まってしまいます。
そして、そういった荷物は身につけるよりもロードバイクに取り付けたバッグに収納した方がより身軽になります。そんな時に必要なのが「サドルバッグ 」。
今回はサドルバッグのおすすめ商品を用途別に紹介&サドルバッグの目的や選び方の解説をします!
普段使いにおすすめのサドルバッグ5選!
TOPEAK / エアロウェッジパック(M)
人気ブランド「トピーク」のサドルバッグでAmazonでもNo1の売れ筋商品です。容量は0.98Lでいざとなったら本体を伸ばして容量を1.3Lまで拡張できます。チューブ2本、Co2ボンベ2本、タイヤレバー、カギ、アーレンキーなどサイクリングの携帯道具は一通り入ります。なのに130gと軽いです!
容量 | 0.98~1.31 L(M) | 重量 | 130g(M) |
防水 | △ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 20×11×12cm(M) | その他 | 反射材 ライト取付可 |
BV / サドルバッグ(M)
コンパクトですが見かけ以上に収納力があるサドルバッグです。人気ブランド「トピーク」のサドルバッグです。拡張可能で底が伸びる仕様でサドルの重心が下に来て安定しやすいです。水に強く耐久性のある素材なので雨や汚れに強いです。
容量 | 0.7-1.0L(M) | 重量 | 120g(M) |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 17 x10 x10cm(M) | その他 | 反射材 ライト取付可 |
レザイン / MICRO CADDY (M)
サイクルコンピューターでお馴染みのブランド「レザイン」。容量は0.6Lと普段使いとしては小さめのサイズです。タイヤレバー、チューブ1本、小型ポンプ1本程度は入れておきたいけど大きすぎるサドルバッグは避けたい。という方におすすめです。
容量 | 0.6L(M) | 重量 | 113.4g(M) |
防水 | △ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 14.4×8.51×6.6 cm(M) | その他 | – |
ROCKBROS / ハードシェルサドルバッグ
EVAという材質で作られ丈夫で頑丈なハードシェル構造のサドルバッグです。耐久性や耐摩耗、防水性がかなり高いです。1.5Lと大容量で収納の仕切りもあるので一通りの修理道具に加えてスマホやモバイルバッテリーなども入れる事ができます。ベルトとバックルで二重固定するので走行中もグラグラ揺れない作りになっています。
容量 | 1.5L | 重量 | 175g |
防水 | ◎ | 取付方法 | ベルト+アタッチメント(バックル) |
サイズ | 11.2x18x(6.4-10)cm | その他 | 反射材 ライト取付可 EVA材質 |
Panaracer / BA-SDB (L)
タイヤやチューブで定評のあるパナレーサーのシンプルなサドルバッグです。サイズがS・M・Lと展開されていますがMだと少し小さいので普段使いとしてはLがおすすめでしょう。チューブ2本、タイヤレバー、ミニポンプくらいが入ります。Lサイズで130gと軽量なのもGoodです。
容量 | 不明 | 重量 | 130g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 16.5x9x8.5cm | その他 | 反射材 |
大容量のおすすめサドルバッグ5選!
GORIX / GO-B7
15Lの大容量を誇るゴリックスが販売するサドルバッグです。
6Lの荷物から対応し、荷物が少ない時は入り口をまとめてコンパクトにもできる応用性の高いサドルバッグです。
その容量の大きさから、着替えやタオルといったかさばりやすいアイテムもたくさん持ち運べる点で魅力的ですね。
バッグ内に中敷き板が箱状に配置されており、型崩れを抑えながら横揺れを軽減する点も走行の際の負担にならず便利でしょう。
容量 | 6~15L | 重量 | 540g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 64.2 x10~18.6 12.4~17.5cm | その他 | 2WAY 反射材 |
R250 / サドルバッグ ラージ
6Lから14Lまで対応する大容量サドルバッグです。
丸型シートポストだけでなく、エアロ形状のシートポストにも取り付けができます。バッグのサイドにあるロゴと後方のテープは反射するため、夜間でも存在を知らせることができ安心。バッグ上部に取り付けられたバンジーコードには、ちょっとしたものを挟んでおくことができます。さらに、後方2か所に取り付けられたベルトループには、クリップ式のテールライトなどを取り付けることもできます。バッグの外側まで有効活用するタイプのサドルバッグですね。
容量 | 6~14L | 重量 | 415g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 18×14×33~44cm | その他 | 反射材 バンジーコード ライト取付可 |
Blackburn / サドルバッグ
防水性に優れたサドルバッグでバッグの中に防水バッグがベルトで固定されているような形で、中の防水バッグは簡単に取り外しできるため持ち運びが便利です。外側のバッグはハーネスのように使用でき、中に防水バッグの代わりにいろんなものをいれることができます。
荷物が変化しやすいロングライドで活躍するでしょう。
容量 | 11L | 重量 | 500g |
防水 | ◎ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 18.5×16.5×46cm | その他 | 取り外せる防水バッグ |
TOPEAK / Back Loader 10L
トピークの軽量かつ耐久性や撥水性、耐退色性の高い素材が採用されたバランスのとれたサドルバッグです。長い目で見ると活躍するサドルバッグでしょう。バッグ内の空気を抜くエアリリースボタンも搭載しており、荷物量に合わせてバッグの形を変えることが簡単です。重量は425gで、バランスのとれたサドルバッグをお探しの方、装備などトピークで統一感を持たせたい方にもオススメです。
容量 | 10L | 重量 | 425g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 20×18×60cm | その他 | バッグ内の空気を抜ける |
Rhinowalk / サドルバッグ 10L
カヤックに使われる素材を採用しており、防水性と耐摩耗性に優れています。バッグ両側と上下がPE板で固定されているため、いざという時に衝撃からバッグの中身を守ってくれます。自分もこのサドルバッグを使っていますが荷物が少ない時は先端からクルクルとロールして折り畳めてコンパクトにもなるので使いやすくてオススメです。
容量 | 10L | 重量 | 520g |
防水 | ◎ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 15×16×47cm | その他 | 反射材 ヘルメットやライト取付可 |
大容量のサドルバッグのランキング記事も書いてますので参考にしてみてください
【ロードバイク】サドルバッグ大容量ランキング9選!【容量順!】超軽量のおすすめサドルバッグ3選!
Blackburn / Barrier Micro Seat Bag 40g
なんと重量40g!とサドルバッグの中でも最軽量クラスです。自分も使っていますが形状が良く出来ていてこのサイズでもチューブ1本、ミニ携帯ポンプ、Co2ボンベ、タイヤレバー3本、アーレンキーなど思ったよりも入ります。見た目もオシャレでスッキリしていてオススメです!
容量 | 0.25L | 重量 | 40g |
防水 | △ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 65××50x120mm | その他 | 反射材 |
LEZYNE / ROLL CADDY BLACK
一見サイフのように見える変わった90gの軽量サドルバッグです。三つ折りになっていて開くと大小4つのポケットと1つのファスナー付き収納があるのでチューブ、カギ、アーレンキー、ミニポンプ、ボンベなど必要最低限のものはしっかり入ります。特にデザインがとってもクールなのでオシャレなパーツで揃えたい人にもおすすめです。
容量 | 未公表 | 重量 | 90g |
防水 | △ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 全長158mm | その他 |
Bianchi / サドルバッグ マイクロ
ロードバイクの有名メーカーBianchiのサドルバッグで重量わずか38gと最軽量クラスです。手の平に収まるほどのサイズですがチューブ1本、タイヤレバー、co2ボンベまたはミニ携帯ポンプくらいは入ります!PVC素材なので防水性が高く汚れも付きにくいのがいいですね。
容量 | 未公表 | 重量 | 38g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 6x12x2cm | その他 | PVC素材 |
オシャレなおすすめサドルバッグ4選!
ROCKBROS / サドルバッグ
立体シェルでカッコイイデザインのサドルバッグです。ブラックとレッドがありますがレッドは他にありそうでないカラーリングだと思います。サイズも丁度よくメッシュポケットが3つ付いているので収納力も高いのでサイクリングやロングライドに必要なアイテムは問題なく入りますよ。
容量 | 未公表 | 重量 | 163g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 21×9.5×9.5cm | その他 | 反射材 ライト取付可 |
レザイン / 中型サドルバッグ
フタをくるくると畳むロール式でベルトのレッドカラーがワンポイントのかっこいいサドルバッグです。ロール式なので中身に合わせて大きさを変えれるのがGoodです。バッグ内部にマルチツール用のポケットが搭載されています。
容量 | 0.8L | 重量 | 95g |
防水 | △ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 18×11.4×7.6cm | その他 | 反射材 |
KiLEY / 本革 サドルバッグ
クラシカルな自転車にぴったりの本革(牛)素材のサドルバッグです。サドルバッグに見えないポーチのようなデザインでとってもオシャレです。カラーはブラウンとブラックの2カラーで自転車のスタイルに合わせて選べるのもGoodですね。
容量 | 未公表 | 重量 | 420g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 18×11.4×7.6cm | その他 | 反射材 |
Tourbon / キャンバスレザーサドルバッグ
ありそうでなかったキャンバス地とレザーの組み合わせのサドルバッグです。モダンすぎずクラシックすぎず中間のいいところをついた主張しすぎないデザインでどんな自転車にも合いそうです。サイズも充分で必要なツール類は一通り入ります。
容量 | 未公表 | 重量 | 168g |
防水 | ◯ | 取付方法 | ベルト |
サイズ | 19×11.5×8.5cm | その他 | 真鍮バックル |
【解説】サドルバッグの目的や選び方!
先におすすめのサドルバッグを紹介しましたがここからはサドルバッグ初心者の方向けにサドルバッグの目的や選び方を解説します。
そもそもサドルバックに何を入れるの?
ロードバイク乗りを見かけるともれなくサドルバッグが取り付けられていることに気がつくでしょう。サドルの真下に取り付けられている小さなバッグにはサイクリングで必要なアイテムが収納されており、突然のトラブルにも対応できるようになっています。
①携帯工具
六角レンチやドライバーなどの工具が1つにまとめられた携帯工具があれば、ちょっとしたパーツの調整やトラブルへの対処が可能となります。こういった携帯工具はコンパクトなサイズになっており持ち運びにも便利です。
②チューブ
ロードバイクでの走行時に最も起きやすいトラブルが「パンク」です。タイヤがパンクしてしまうと走れなくなってしまいます。
近所であれば自転車を押して帰ればいいのですが、ロードバイクで家から遠い場所まで来た状態でパンクすると途方にくれてしまいます。
サイクリングではパンクしたときに対処できるよう替えのチューブを用意しておく必要があります。
③CO2ボンベ
パンクを修理するためにはチューブだけがあっても意味がありません。替えのチューブは空気が入っていない状態なので、チューブ交換を行った後に空気を入れなければなりません。
携帯用の空気入れもいいのですが、ロードバイク並みの空気圧を入れるためにはそれなりに力が必要となってしまいます。
CO2ボンベであればワンタッチで簡単に空気を入れることができ、パンク修理のタイムロスも最小限にできます。
使い捨てなのでコスト面で抵抗がある人もいるかもしれませんが、パンク自体そこまで頻発することはありません。
④タイヤレバー
チューブ交換をするためにはホイールからタイヤを取り外す必要があります。タイヤを手で取り外すのは無理なので、「タイヤレバー」という専用の工具を用意しましょう。
タイヤレバー、替えのチューブ、CO2ボンベの3点があればパンク修理ができます。サイクリングを楽しむ人は最低限パンク修理のやり方を覚えておくといいでしょう。
⑤鍵
ロードバイクで避けたいことの1つに「盗難」があります。盗難を防ぐためには鍵が必要となりますが、サイクリングで身軽に走りたい場合に頑丈でゴツい鍵を携帯するのは不向きです。
ロードバイク用の鍵の中にはサイクリングに適したコンパクトで軽量なタイプもあります。防犯性には不安が残りますが、コンビニに立ち寄るぐらいの間であれば安心して駐輪できます。
入れる物に応じてサドルバッグの容量を決めよう!
サイクリングにおいて携帯しておきたいアイテムは上記の5つです。これらをサドルバッグに入れて走るわけですが、サドルバッグを選ぶ際には入れる物に適した容量を見つける必要があります。
容量は「L(リットル)」で表記されています。ロードバイクに乗る目的や用途、携帯するアイテムの種類に応じて必要な大きさの物を選びましょう。
サイクリングなら小さい物で十分
サイクリングでパンク修理道具や携帯工具、鍵といったアイテムを収納するのであれば小さいサドルバッグで十分です。容量としては1Lぐらいが目安です。
小さくて軽量な物を選んで身軽に走りましょう。
キャンプ道具を積んだりツーリングには大容量の物を
中にはロードバイクにキャンプ道具を積んで走る人もいます。テントやシュラフといった大きな荷物を入れるためには大きめのサドルバッグが必要です。
また、サドルバッグ だけではなく、フレームバッグやハンドルバッグなどに荷物を分散させてそれぞれのバッグに必要な容量を決めていきます。
容量としては15Lぐらいを目安に決めていくといいでしょう。
大容量のサドルバッグのランキング記事も書いてますので参考にしてみてください
【ロードバイク】サドルバッグ大容量ランキング9選!【容量順!】取り付け方もサドルバックによって異なる
サドルバッグを取り付ける方法によってもタイプを分けることができます。それぞれのタイプの特徴を把握しておきましょう。
ベルト式
シートポストやサドルレールにベルトを巻きつけて固定するタイプです。調整が可能でしっかりと固定できるメリットはあります。
アタッチメント式
サドルレールに専用の部品を取り付けて固定するタイプです。着脱が簡単でスマートな反面、微調整が難しく、振動によって音が鳴るのが気になるというデメリットもあります。
まとめ
サイクリングを始める上でサドルバッグ必需品の1つです。パンク修理用品や携帯工具などを収納してサイクリング中のトラブルに対処できるようにしましょう。