血迷って大きいギアでフロントシングル化(54T&11-30T)した話 | アフログ

血迷って大きいギアでフロントシングル化(54T&11-30T)した話

血迷って?54Tでフロントシングル化しました!

フロントシングル化といえばフロントを40Tとか小さめのギアにしてヒルクライム専用みたいにするのが一般的みたいですが自分は50Tから54Tとあえて大きくしました。

きっかけは知人がフロント56T、リア11−30の漢(おとこ)ギアでゴリゴリヒルクライムしててレースでも優勝しちゃっててかっこいいな〜と思ったからと、フロントシングルや大きいギアには結構メリットがある!というのを調べると分かったからです。(それでもちょっと弱気の54Tにしましたw)

54×11-30Tなのでギア比は4.91〜1.8です。
25Cタイヤで90回転で回すと20.5km/h〜55.8km/hまででます。
一応50回転で10.5km/hまで落とせますw

一般的なギア構成だと34×19とか36×20と同じです。
50/28が1.78なのでコンパクトクランクでのアウター縛りみたいな感じですね。

元々低ケイデンスでトルク派だったし、思い切ってやっちゃえ〜とやってみました。

うーんデカめ。
RIDEA Single Speed Chain Ring LF 4arms 54T
ついでにRIDEAのビッグプーリーに(C38 13-18T)

フロントシングルや大きいギアを使うメリット

軽量化

ケーブルやフロントディレイラー、インナーチェーンリングが外れるため軽量化されます。ただ、自分はアウターやスプロケットが大きくなってプーリーもビッグプーリーにしたのでトータルの重量は少し軽くなった程度です。

空気抵抗の軽減

ケーブル類やディレイラーなどが外れてシンプルになるので多少の空気抵抗の軽減にも繋がります。

フロントを切り替えるストレスや迷いがなくなる

フロントの切り替えをしなくていいので非常にストレスフリーです。軽いギアもないので「踏むしかない」という感じで迷いがなくなります。

チェーン落ちしにくくなる(ナローワイド)

シングル用のチェーンリングはナローワイドといって幅広の歯と幅狭の歯で交互に構成されています。これによって幅広の歯がチェーンにジャストフィットするらしくチェーンが外れにくいそうです。

チェーン落ちの心配がないのはいいですね〜。

大きいギアは効率がいい

同じギア比でも大きいギア同士の組み合わせのほうがパワー伝達が高いそうです。チェーンに引っかかる歯の数が増えるからなんでしょうか?

例えば50x25Tと24x17Tは同じギア比2.0ですが前者の50x25Tのほうがパワー伝達が高く速く進む。という事らしいです。

自分はプーリーもビッグプーリーにしたのでフロントもリアのスプロケットもプーリーも全部大きいギア同士の組み合わせになりやすくなりました。

大きいギアだとチェーンの湾曲がゆるやかになるので駆動抵抗が少ない

大きいギアだとチェーンの湾曲が小さいギアに比べてゆるやかになります。チェーンの曲がりが少ないほうが駆動抵抗が少ないという事らしいです。これは確かに。という感じですね。

洗車しやすい

これは地味に嬉しいメリットで、フロントシングルにした理由としてかなり大きいですw

洗車で洗いにくい場所ってBB周りじゃないですか?インナーギアも洗いにくいし、フロントディレイラーも邪魔だし、、。

この付近がかなりスッキリするのでめちゃくちゃ洗車しやすくなりました。

フロントシングルや大きいギアを使うデメリット

デメリットは選択できるギア比が少なくなって激坂で重い事です。

変速も1段ごとにギア比が大きく変わるのでケイデンスである程度対応する必要があります。

最小のギア比が1.8だと10%を超えるような激坂だと気合がかなり必要で筋持久力の向上やダンシングの練習が必要です。これは会得すると武器なのでデメリットでありメリットでもありますが。

こう見ると激坂多めのレースは厳しいんじゃないか?と思えますが平均勾配10%のような激坂のレースに出るならフロントをそのレースだけ小さいギアに変えてやるという応用も効きます。

まあでも練習して10%が延々でもこの構成でいけるようになりたいものですね。

フロントシングルによる重量の変化

外したパーツ

  • スプロケット:CS-9000/11-28T:-197g
  • Fディレイラー:FD-9000:-66g
  • Rディレイラー:RD-9000:-164g
  • チェーンリング:9000系 50/34T:-134g
  • ケーブル類:-57g
  • チェーン:-239g

計:-857g

取り付けたパーツ

  • Rディレイラー&ビッグプーリー:RD-R9100 & RIDEA C38:+186g
  • スプロケット:CS-R8000/11-30T:+270g
  • アウターチェーンリング:RIDEA 54T Single:+131g
  • チェーンボルト: +8g
  • チェーン:KMC X11SL:230g

計:+825g

差し引き:-32g

というわけでスプロケやチェーンリングの大径化とビッグプーリーを付けたので軽量化にはほとんどなりませんでしたw

ギアを大きくするのであまり期待してなかったのでまあ重くなってないだけいいかなという感じです。

実際に走ってみた感じ

走ってる時の感覚はなんら変わりません。登ってる時に軽く感じる!みたいなのも別にないです。抵抗やらなんやらが減ってるはずだからと言っても体感で分かるほどではないんでしょう。Eバイクみたいに物理的にトルクが加算されてるなら分かるとは思いますけどw

ひとまずいつもの峠(平均6%で一部10%以上の激坂が混ざる峠)を走ってみたらパワーの割にそれなりのタイムが出てて「おお?」ってなりました。

22分3秒で4.4倍くらいだったんですが去年の22分5秒という近いタイムのデータを見ると4.8倍・・。

さすがに0.4倍差はでかすぎる気がするので去年の4.8倍のパワーが少し上振れしてた可能性、風や気温の影響、あと去年のほうが体重が4kg軽かったので「体重が重い方が必要なPWRが下がる」というのもあるかと思います。

とはいえ登り慣れた峠なのでパワーに対するタイムの感じは大体分かります。

4.4倍にしてはこのタイムは速いな〜という感じなので大径ギアの恩恵が少しはあるのかもしれません。

ちなみにヒルクライムシミュレーターだと必要PWRは4.6倍くらいでした。

あとは、激坂になるとケイデンスがかなり低くなるので全然進まない感じがして(実際はそこそこ進んでいる)必要以上に踏みすぎてしまって脚が削れやすい気がしました。これは乗りこんで感覚を掴む必要がありそうです。

今後慣れてきたらこの辺りがどう変化するか楽しみです!