ロードバイクのメンテナンススタンドは点検や洗車に大活躍!タイプ別に紹介♪ | アフログ

ロードバイクのメンテナンススタンドは点検や洗車に大活躍!タイプ別に紹介♪

ロードバイクを長く綺麗かつ性能を維持しようと思ったら、定期的なメンテナンスが欠かせません!

しかしロードバイクは普通の自転車とは異なり自立できるスタンドが取り付けられていないため、メンテナンスを行うには専用のスタンドがあったほうがいいです。

メンテナンススタンドでロードバイクをしっかりと固定することによってあらゆる作業がスムーズに行えるようになりますよ!

保管用のスタンドだけではなく、メンテナンス用のスタンドも購入しておきましょう。今回はロードバイクのメンテナンススタンドをタイプ別に紹介していきます!

ロードバイクの定期点検に「メンテナンススタンド」を用意しよう

メンテナンススタンドは、ロードバイクを固定することによってメンテナンスで行うさまざまな作業を行いやすくするためのアイテムです。

例えば、チェーン洗浄などを思い浮かべてみると、ロードバイクがグラグラするような不安定な状態で行うのは難しいですよね。やはりメンテナンススタンドで固定することで作業をスムーズに行うことができるようになります。

ロードバイクは室内で保管することが多いため、室内保管用のスタンドを持っている人も多いでしょう。ただ、室内保管用のスタンドが全てメンテナンスに向いているわけではありません。縦置き型のスタンドだとそのままの状態でメンテナンスは行えません。

そのため定期的なメンテナンスを行う上でメンテナンススタンドの購入は必須になるでしょう。

メンテナンススタンドの種類は?

メンテナンススタンドには主に4つの種類が挙げられます。基本的には固定するパーツによって分類することができます。

タイプによってメリット・デメリットはもちろんありますし、作業内容によって向いているスタンドもあります。

では、どのような種類があるのか詳しくみていきましょう。

①リアフック

リアフックタイプは、スタンドに取り付けられてあるフックにシートステーとチェーンステーを引っ掛けて固定します。取り付け、取り外しが用意な上に後輪を外した状態でも固定することができます。

チェーン洗浄やギアの調整などもこれで行えるでしょう。簡単なメンテナンスを行う上ではこれで十分です。

ただ、片側のみをフックにかけて固定する分、安定感に欠けるというデメリットもあります。

②ディスプレイスタンド

ディスプレイスタンドは後輪のクイックリリースを両側から挟み込む形で固定するタイプです。使用者が最も多いのはこちらのタイプだと思います。

両側からガッチリと挟み込んで固定を行うので安定感は抜群で、左右にふらつくこともありません。変速調整でペダルを回しても車体がブレづらくさまざまなメンテナンスを行うこともできます。

メンテナンスだけではなく、ディスプレイ用のスタンドとしても活用できるので保管も点検もこれ1つで簡単に行えます。

ただ、固定するのに後輪のクイックリリースを使用するため後輪を取り外した状態で固定することができません。

③シートポスト固定型

こちらはより上級者向けのメンテナンススタンドです。シートポストの部分をクランプによって固定するタイプです。
自転車ロードレースのメカニックが使用しているイメージが強いかもしれません。ロードバイクをちょうどいい高さに固定でき、簡単なメンテナンスから車体洗浄まで幅広い作業が行いやすいというメリットがあります。

ただ、ある程度使用にはスペースが必要になるため、屋外やガレージなどでメンテナンスをする人におすすめです。

④フレームエンド/BB固定型

こちらはフロント/リアのフレームエンドとBB部分を固定するタイプのスタンドです。2点でがっちりと車体を固定するのでガッチリとした安定感でさまざまな作業を円滑に行うことができます。

作業中に車体がグラグラ揺れないという大きなメリットもありますし、プロのレースチームでもこのタイプが使われています。

作業内容に応じて必要なメンテナンススタンドを選ぼう

ここまで4つのタイプのメンテナンススタンドを紹介していきました。どれを買えばいいか悩むかもしれませんが、選ぶ基準として挙げるとするなら「作業内容」で選んでみましょう。
普段自分の手でどのような作業を行うかを整理して、それに見合ったスタンドを購入するといいでしょう。

簡単な点検であれば「リアフック」「ディスプレイスタンド」で十分

車体の汚れを拭き取る、チェーン洗浄、簡単な点検など、初心者でも気軽にできるようなメンテナンスしか行わないのであれば「リアフック」もしくは「ディスプレイスタンド」がおすすめです。

スタンドとしての価格もリーズナブルで気軽に購入できますし、ある程度の作業であればスムーズにこなすことができます。

本格的な洗車やオーバーホールなら上級者向けのスタンドを選ぶ

ロードバイク全体を洗車したり、部品の調整や変速・ブレーキの点検など本格的な作業を行うのであれば「シートポスト固定」「フレームエンド/BB固定」のメンテナンススタンドがおすすめです。

やはりメンテナンススタンドとして、作業を行うために設計されているため、メンテナンスをスムーズかつ快適に効率よく行えます。
価格はそれなりにしますが、手が届かないほど高価なわけではないので自分であらゆるメンテナンスを行うという人におすすめです。

まとめ

定期的なメンテナンスはロードバイクの寿命を延ばす上で非常に重要です。もちろんサイクルショップに依頼してやってもらうこともできますが、自分でできる範囲のことは自分でやっていきましょう。
そして、メンテナンスを円滑に行うために自分に合ったメンテナンススタンドを購入してみましょう。