ロードバイクの電動コンポのメリット・デメリットを解説!種類や費用は? | アフログ

ロードバイクの電動コンポのメリット・デメリットを解説!種類や費用は?

ワイヤーの力ではなく、電力を用いてシフト変速を行う「電動コンポ」

プロの世界では当たり前に使われているコンポーネントでもあり、シフトチェンジのスムーズさは一度体感すると元には戻れなくなると言われるほどです。

電動コンポの導入を検討している人も多いと思いますが、そのためにはメリットやデメリット、費用などを把握する必要があるでしょう。

そこで今回は電動コンポのメリット・デメリットや各メーカーでラインナップされている電動コンポの種類、導入費用について解説していきます。

1.電動コンポとは?

コンポーネントは主に以下の2つの方式があります。

  • 機械式
  • 電動式

「機械式」は昔からあるコンポでワイヤーの力を使ってシフト変速を行う仕組みで、シフトレバーをカチッとするとワイヤーが引っ張られてギアが変わります。

ほとんどのサイクリストの方が機械式コンポを利用しているはずです。

「電動式」は、文字通り電気の力でディレイラーを動かすことでシフト変速を行う仕組みで、ディレイラーに内蔵されたモーターが、シフトレバーのスイッチを入れることで動きます。

電力供給はフレーム内部に収納したバッテリーから行うようになっており、シフトチェンジのスムーズさや必要な力の少なさなどに魅力があります。

2.電動コンポのメリット

電動コンポのメリットは以下の6点です。

  1.  変速がスムーズで力が要らない
  2.  変速調整やメンテナンスの手間もかからない
  3.  手の小さい人でも使いやすい
  4.  防水性能も高く雨にも対応できる
  5.  スイッチの位置をカスタマイズできる
  6.  トリム調整を自動で行える

それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。

①変速がスムーズで力が要らない

電動コンポは、変速がスムーズで力もほとんど必要ありません。

従来の機械式だとシフトレバーを押し込むことで変速を行っていましたが、電動コンポはシフトレバーのスイッチを軽く押すだけでシフトチェンジが可能です。

ストレスフリーなシフトチェンジができますし、長距離を走っても手が疲れません。

②変速調整やメンテナンスの手間もかからない

機械式だと使い続ける中でワイヤー調整や交換が必要になりますが、電動コンポは電気の力でディレイラーを正確に動かすことで変速をするので、正しくインストールすればズレを起こさずそのままの状態をキープできます。

もちろんホイールやクランク、スプロケットの変更で再調整を行う必要はありますが、定期的なパーツ交換や調整は不要なので、メンテナンスの手間を最小限に抑えられるでしょう。

③手の小さい人でも使いやすい

シフトレバーがスイッチ式で軽く押すだけで変速ができるため、手の小さい人でも扱いやすいです。

機械式だとシフトレバーをカチッと押し込む必要がありますし、ストロークの長く、力も必要なため手の小さい人には扱いにくいというデメリットがありました。

電動コンポだとシフトチェンジが使いやすいので、常に最適なギアで走る意識も持てますし、パフォーマンス向上にも繋げられるでしょう。

④防水性能も高く雨にも対応できる

電動コンポということで防水性能が気になった方も多くいるかと思いますが、レースで使えるほどの防水性能があるため雨などでも全く問題ありません。

もちろんメンテナンス時にバラす際に濡れてしまうと問題が生じますが、走行中に濡れる問題に関しては気にする必要はありません。

⑤スイッチの位置をカスタマイズできる

SHIMANOの電動コンポ「Di2」には、オプションパーツによってハンドルのあらゆる部分にシフトスイッチを付けることができます。

例えば、ハンドルのフラット部分にスイッチを取り付ければ、ヒルクライム時でも簡単に変速が可能ですし、ドロップ部分に付ければスプリント時でもギアをあげていけます。

⑥トリム調整を自動で行える

トリム調整とは左シフトレバーを半押しして、ディレイラーをズラすことでチェーンとディレイラーが干渉しない位置にする操作です。

機械式では自分で行う必要のあるトリム調整ですが、電動コンポだとこれらを全て自動で行ってくれます。

ライダーはシフトチェンジのことだけを考えればいいので、操作がよりシンプルになるでしょう。

3.電動コンポのデメリット

電動コンポのデメリットは以下の2点です。

  1. 充電を忘れると動かせなくなる
  2. 落車や衝突による断線・故障リスク

それぞれのデメリットについて詳しくみていきましょう。

①充電を忘れると動かせなくなる

電動コンポを扱う上ではバッテリーの充電を欠かさず行う必要があります。

使用状況によっても異なりますが、SHIMANO Di2の場合、1回の充電で700km程度持つと言われていますが、充電切れになってしまうとシフトチェンジができなくなるので注意しましょう。

②落車や衝突による断線・故障リスク

機械式でも同様のリスクがありますが、ディレイラーにモーターを搭載していたり、バッテリーを収納したりすることで落下や衝突によって故障する可能性も考えなければなりません。

駐輪時にディレイラーをガツンとブツけてしまうと壊れてしまう恐れがあります。

その他にも走行中に枝などに引っかかってケーブルが断線するといった注意点もあります。

4.電動コンポの種類

ここからは3大コンポメーカーの電動コンポについて紹介していきます。

SHIMANO・Campagnolo・SRAMについてそれぞれの特徴を見ていきましょう。

①SHIMANO Di2

日本が世界に誇るコンポメーカー「SHIMANO」の電動コンポは「Di2」というシリーズがリリースされており、現行ではDURA-ACEとULTEGRAの2つがあります。

電動コンポ=Di2というイメージも強く、SHIMANOらしい性能や精度の高さに加え、他社にはないパフォーマンス性能が魅力です。

電動コンポにするならDi2一択という声も多くあります。

②Campagnolo EPS

Campagnoloの電動コンポは「EPS」というシリーズがリリースされています。

有線でシフトとディレイラーをケーブルで接続しており、プロのレースでも数多く導入されており、快適な操作性と精度の高いシフトチェンジを実現しています。

Campagnoloらしいおしゃれなデザインは機能性も持ち合わせており、バッテリーも長時間持つのも魅力です。

③SRAM eTap

SRAMの電動コンポシリーズ「eTap」は、世界初の無線による電動変速システムを導入しています。

ディレイラーに電波を受信するセンサーを内蔵することで、シフトレバーのスイッチと連動させます。

電気ケーブルが排除されたことで驚異的な軽量性を実現しており、独自規格の無線して有無を採用することで混線も防ぐことができます。

5.電動コンポに乗り換える費用はどれぐらい?

今乗っているロードバイクに電動コンポを搭載する場合にかかる費用を解説します。

SHIMANO Di2の場合、電動化に必要なのは以下のパーツのみです。

  • シフトレバー
  • F/Rディレイラー

その他のパーツに関しては、機械式のSHIMANOコンポ(※11s)と互換性があるので、105以上のロードバイクに乗っている方であれば、10万円以内でパーツを揃えることができます。

それに加えて、パーツ交換やインストールの工賃がかかるというイメージになります。

工賃はお店によっても異なりますが、大体15万円程度を用意しておけば十分電動化は可能です。

6.まとめ

ロードバイクの電動コンポについてメリットやデメリット、費用について解説しました。

レース志向の方にはもちろんおすすめですし、長距離を走る方や手の小さい方にも電動コンポはおすすめです。

デメリットとしては「バッテリーの充電」ぐらいしかありませんし、それを大きく上回るメリットがあるので、予算に余裕のある方はぜひロードバイクの電動化を検討してみてください。

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